スケール除去の重要性

熱交換機や冷却装置などには、細管がありその中を水などが流れています。



特殊なクーラント液ですと詰まりが発生することは少ないのですが、水を溶媒にしている場合には含有するカルシウムなどが細管の内側に付着することがあります。



これをスケールと呼びますが、このスケールが付着すると細管の内側面積が小さくなり水の流量が低下します。
ちょうど、血管の内側にコレステロールが付着し、血管が細くなるようなものと似ています。
スケールの影響は大きく、熱交換機内部の焼損などの原因になることがあります。工場などで使われる大電流を使う装置の冷却装置内部の細管が詰まり温度が上昇すると、コイルや電線の焼損や短絡の原因になることもあります。



スケールの蓄積は、流量などの管理によって分かりますし、冷却性能の低下や装置内部の温度上昇などによって判断することが可能です。

スケール除去には、循環する水に薬剤を投入する方法が一般的です。


定期的に人が薬剤を投入するものや、一定量の薬剤を自動的に投入する装置系のスケール除去装置もあります。
細管内部に、スケールが一定量以上蓄積すると除去できないことがあります。このような事態を招かないよう、装置導入時点でスケール除去の対策を講じる必要があります。

薬剤を使ったスケール除去以外には、超音波や電磁誘導方式などがあります。


この方式のスケール除去装置は、以前ですと海外製のものが多かったのですが、最近では国内製の装置も出てきています。


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